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『田舎に泊まろう!』 田中 奈緒

学生時代は、様々な業界先輩の投稿日記などを見て、「小さい時から憧れていたテレビ業界に入れて、今は悪戦苦闘しながらも日々頑張っている。」なんて、ベタなコメントだなぁと思って読んでいたが、今の自分はそれにピッタリである。
  「頑張るしかない。」今はそんな気持ちで頑張っているからである。
(眠たい目をこすりながら…)
  この業界に限らないかもしれないが、仕事を始めて一番感じた事。それは「人を思いやる気持ちを忘れてはいけない」ということである。「人の心を動かせる番組制作」=「番組ディレクターに気持ちのいい仕事をしてもらう」為にはその人が何を考えるか、何をするか空気を通して察する事。大切な事である半面、私が得意ではないところである。自分なりに頑張るしかないか…

私が現在担当しているのが「田舎に泊まろう!」という芸能人が地方田舎の家にガチンコでお泊り交渉し、宿泊するというロケ番組である。
ロケでは、自分の注意不足や段取りの悪さに怒鳴られることも多々あるが、編集が終わり出来上がった番組を見ると、涙が出るほど感動することも多々。
  一番感動した事は、何もわからないまま先輩に付いて行ったロケで、民泊先のお母さんが後日、私の誕生日を覚えてくれていて誕生日プレゼントを送ってくれた事。
私がそのお母さんに「この業界で働きながらも女を捨てたくない!」と談笑していたからか、かわいらしいリップグロスを送ってくれた。そして、手紙の最後には「山形の母より」の一言。朝まで会社で作業をし、朝一番に届いたそのプレゼントを見て私は涙が出た。自分の気持ちに正直になれない事もこれからたくさんあるかもしれないが、こういう温かさを目の当たりにできるなら私は頑張っていけると思った瞬間だった。

 「この世界はヒトに興味をもてない人はやっていけないよ。」
この先輩の深い言葉を胸に一応女・田中奈緒、日々勉強中である!

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『中井正広のブラックバラエティ』 柳川雄洋
自分を動かす原動力

大学で放送の勉強をし、憧れだった番組制作に携わることになった私は、緊張しつつも“大学で勉強をしてきたのだから、大丈夫”そう思っていたが、現実は知らないことだらけのスタートだった。

私は「中井正広のブラックバラエティ」という番組を担当し、仕事は主にリサーチや小道具の買い出し、各関係者への許諾など様々だ。
既に4ヶ月が経つが、未だに分からないことも多い、1日に何度も怒られたとき、「何でできないんだ…」と、なかなか成長しない自分を責めることもある。
それでも私はこの世界をやめようと思ったことはまだ無い、その訳は、
世の中に “この番組を観てくれている人がいる” “笑顔になってくれる人がいる” ことだ。
懸命に収録の準備をし、本番で動き回り、眠気に耐えながら編集を手伝い完成した番組が、自分の目の前で放送され、それを観て笑っている人を見たとき、私の中で小さな達成感が生まれる、その感覚が私を “次の日もがんばろう” と思わせる原動力になっている。

あと何ヶ月もすれば、もっと重要な仕事を任されることになるだろう、いつまでも先輩に質問していては成長もしないし、「信頼」を得ることもできない、そのためにも今のうちから常に視野を広げ、自分の頭で考え、先読みした行動をとるようにして、これからも私は動き続ける。

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