学生時代は、様々な業界先輩の投稿日記などを見て、「小さい時から憧れていたテレビ業界に入れて、今は悪戦苦闘しながらも日々頑張っている。」なんて、ベタなコメントだなぁと思って読んでいたが、今の自分はそれにピッタリである。
「頑張るしかない。」今はそんな気持ちで頑張っているからである。
(眠たい目をこすりながら…)
この業界に限らないかもしれないが、仕事を始めて一番感じた事。それは「人を思いやる気持ちを忘れてはいけない」ということである。「人の心を動かせる番組制作」=「番組ディレクターに気持ちのいい仕事をしてもらう」為にはその人が何を考えるか、何をするか空気を通して察する事。大切な事である半面、私が得意ではないところである。自分なりに頑張るしかないか…
私が現在担当しているのが「田舎に泊まろう!」という芸能人が地方田舎の家にガチンコでお泊り交渉し、宿泊するというロケ番組である。
ロケでは、自分の注意不足や段取りの悪さに怒鳴られることも多々あるが、編集が終わり出来上がった番組を見ると、涙が出るほど感動することも多々。
一番感動した事は、何もわからないまま先輩に付いて行ったロケで、民泊先のお母さんが後日、私の誕生日を覚えてくれていて誕生日プレゼントを送ってくれた事。
私がそのお母さんに「この業界で働きながらも女を捨てたくない!」と談笑していたからか、かわいらしいリップグロスを送ってくれた。そして、手紙の最後には「山形の母より」の一言。朝まで会社で作業をし、朝一番に届いたそのプレゼントを見て私は涙が出た。自分の気持ちに正直になれない事もこれからたくさんあるかもしれないが、こういう温かさを目の当たりにできるなら私は頑張っていけると思った瞬間だった。
「この世界はヒトに興味をもてない人はやっていけないよ。」
この先輩の深い言葉を胸に一応女・田中奈緒、日々勉強中である!
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